Jun.2022
相撲の聖地から、日本の伝統と文化の象徴へ
両国国技館のオフィシャルサイトを制作。
SONICJAMでは、全体設計をはじめ、デザイン及びフロント実装、CMS構築とWEBサイト制作に掛かる全工程を担当しました。
また、サイト内で使われているアニメーション動画や写真素材の撮影、キャッチコピーの開発を含め、トータルプロデュース・ディレクションを行いました。
「日本の伝統と文化の象徴」というブランドの最大化
まず目指したのは国技館ブランドの最大化です。
以前まで国技館に関する情報は、相撲協会のWebサイトに必要最低限の情報のみ掲載されている状態でした。
これは「相撲の聖地である国技館」という意味では適切な設計であると言えます。ただ、本プロジェクトのゴールは、国技館の利用促進です。相撲以外にも、コンサートや式典など、様々なイベントを開催することができる場所として認知を高める必要がありました。
その上で最重要に考えたのが目的来店性を高めること。
両国国技館は相撲で培った伝統と文化があり、日本を代表する興行施設のひとつです。
お話をいただいた当初は、貸し館ページのみの制作依頼でしたが、両国国技館本体のページも含めたご提案を行い、 “国技館だからイベントを行いたい”という気持ちを醸成するユーザーフローを設計しました。
BtoCとBtoBの切り分け
両国国技館の情報を求めるユーザーは
・両国国技館で行われるイベントに参加する人
・イベントを開催する人
の大きく2つに分かれます。
それぞれ来訪目的は異なるため、レイアウトに変化をつけ、かつ情報も明確に切り分けています。
例えば、BtoC向けページにおいては、必要情報を1ページに集約し、ページ遷移によるクリック回数を軽減させ、ユーザーストレスを限りなく抑えています。
逆にBtoBページに関しては、イベント開催の成功を鮮明にイメージしていただけるようコンテンツを用意しました。活用例としての記事コンテンツのほか、会場がつくられていく様子を撮影し、貸し館ページのオープニングムービーとして発信しているのもポイントの一つです。
Credits