Jun.2015
キリンの会員サイトでは、2014年夏にシステム部分の大幅なリニューアルを実施。 SONICJAMは、その仕組みを活用し、デザインリニューアルのフェーズからお手伝いを開始しました。
毎日が少しだけ楽しくなる会員サイトを目指して
プロジェクト開始時、マーケットデータは存在したものの、我々は具体的なユーザー像をイメージすることができていませんでした。たくさんの会員の方々がいる以上、利用者がどのように来訪し、どんな体験をして頂けるのかが改善上最も重要であると考え、最初の段階でプロジェクトメンバーで認識を共通化しておく必要がありました。
約2ヶ月間のUXのワークショップを経たことで、当初仮で設定した構成では気づけなかった点が浮かび上がり、利用者の方に本当に楽しんでいただける、そんなストーリー作りができてきました。
ソニックジャムの強みを活かして
今回プロジェクトを進めるにあたって、SONICJAMとして提供できるものは何か?
会員サイトという特性上、プロモートではなく、いかにアクティベートできるかをテーマとして取り組みを行いました。
My KIRINをご利用される方々にとって、毎日が少し楽しくなれる、そんな体験をしてもらえるようにという想いを強く持ち、コンセプトの軸を全体に行きわたらせ、キャラクターや、細部に渡る手書きの世界観、少しづつ飲み物が貯まっていくポイントの演出、全体のストーリーまでキリンらしさを詰め込んでお仕事に取り組めた点は、SONICJAMの強みを活かせたのではないかと考えます。
プロジェクトを振り返って
半年以上の長いプロジェクトになりましたが、ワークショップから始めることができ、クライアント・制作チームともに一丸となって同じ目線でプロジェクトに参加できたため、非常に円滑に進める事ができました。
今後の運用フェーズでも、ブランディングの向上/改善提案を共に重ねていければと考えています。
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