ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド の素晴らしさについて
最近の毎日。
子供が寝て、夜帰宅してからなのでだいたい11時とか12時くらいから、2時間くらい冒険の旅にでます。
10代や20代だったら徹夜してやってたかもしれないけど、もう眠さには勝てないので、眠くなったら寝ます。そして翌日の朝、通勤電車で前日の冒険の反省(?)と、今日のプランをたてます。例えば、あの地域の祠を攻めにいこう、とか、いくつかお願いされていたネタ(クエスト)をいくつかやってみよう、とか、食料を調達して料理を作りだめしよう、とか、あのアイテムをゲットするためにあれとあれをしよう、とか・・・
楽しい。もうひとつの冒険生活を生きてる。
クリアしたくない。まだしばらくこの生活続けたいから。
子供(9才)もゼルダをプレイしていますが、ある程度約束(平日は1時間、休日は2時間まで)守りながら楽しんでいます。美しいグラフィックの中で、自分の考えで進み、謎を解き、試したり、失敗したり、成長したり。ゲームはよくないと一括りに決めつけるんじゃなく、これはむしろぜひ子供にやらせるべきゲームなんじゃないかなあ。親子で朝食時に情報交換します。もうあのアイテムゲットした?あそこ行ってみた?あの敵倒した?そんな会話も楽し。
ゲームって何なんでしょうね?映画とか、文学とかと同じで、やっぱり人間に必要なものなんだと思う。宮崎駿氏が「子供たちに「この世は生きるに値するんだ」ということを伝えるのが自分たちの仕事の根幹」と語っていたが、そのメッセージを今回のゼルダから強く感じます。世界はこんなに美しくて、広くて、自由だ。やり方はひとつじゃない。
もう今回のゼルダとか最近のゲームのいくつかは、従来の領域をはるかに超えてるんじゃないかな。総合芸術というか。そのひとつの頂点。今後は、もっと別の形、ゲームとコミュニケーションが一体化したゲームらしくないゲームも出てくるんじゃないか。うまく言えないけど。
そんなものを自分でもつくってみたいな。