SJ_NEXT vol.3 レポート

今日はSJ_NEXT vol.3が社内で開催されました。

SJ_NEXTとは?何かと申しますと、平たく言えば、社内の新事業アイデアコンテストです。半年に一回開催してまして、今回が3回目となるわけです。vol.1、vol.2と3つずつ新事業のプレゼンを行い、近々その中のひとつが実現される予定です。来月くらいに発表できるかな・・・。まあ、新事業といっても規模や内容は様々なので、趣味(?)みたいなレベル(あまり儲かるかどうかは考えていない)から、業務に直結したものまで、アイデアは様々ですが・・・。

というわけで今回は3回目。一次審査はメール応募で9件のアイデアが集まり、その中から3件のプレゼンを行いました。残りのアイデアは、別にダメだったというわけではなく、主にまだアイデアの検討や準備が足りない、という理由で今回は見送ろう、ということになったものです。本当はサイバーエージェントの藤田さんが言うように随時募集のスタイルが理想かとも思うのですが、うちはまだまだそのレベルではないので、半年に一回みんなで集まってプレゼンを聞くスタイルです。

そもそもなんでこんなことをやっているかと言うと、以下のことを身につけたいから。

<常に新しい事業のヒントを考える/気づくクセをつける>
突然、短期間で、すごいアイデアを考えようとしても無理。ある日、ふとしたきっかけに気づくかどうか、が大きな違いになるんじゃないか。そのためには、日頃からそういう訓練が必要だと思うわけです。

<組織の未来は偉い人が決めるのではなく、アイデアは誰から出るかわからない>
事業計画とかは偉い人が考えることでしょう、と言えばそれはそれで間違いではないんですが、イノベーティブなアイデアは偉い人ほど浮かぶもの、というわけではもちろんないので。全員からアイデアを集める、という組織の方針が重要だと思うし、その方がやっぱり活気が出るよね。

自分自身も、「今日一日でどれだけ未来のことを考えたか、目の前のことだけで終わっていないか」を毎日反省します。ついうっかりすると、目の前の作業とかぼーっとFacebookを眺めているだけで時間は過ぎていってしまうので。特に朝に集中して、バリバリ今後やりたいこととか企画案とかを書く。それを心がけるようになってから、いろんな自主プロジェクトが始まったので、やはり効果あったんじゃないかな。

で、今回も3つのプレゼンがありました。全体的には、プレゼンのクオリティはこれまでよりもあがったんじゃないか。内容的にも、具体的で現実的なものが多かった印象。しかし逆に言うと、イノベーティブな感じがあまりしなかったけど、それはこれからアイデアを磨いていけばいいのかもしれない。イノベーティブとは、突拍子もないアイデア、ということばかりではなく、当たり前のことでもちょっと差別化するひと工夫、だったりするから。

アイデアを評価する場合に一番気をつけたいのは、「面白いし、実現できそう」というアイデアはダメ。「面白いけど、実現できなさそう」というのがたぶんベスト。そうじゃないアイデアもそういう方向にもっていけばいいんじゃないか。

これからいろんな新事業の発表ができるようにがんばります。