ミラノ出張記(2) ミラノ・サローネ国際家具見本市

ミラノ・サローネ国際家具見本市の会場は広い。とてつもなく広い。幕張メッセの数倍あるのではないかと思えるくらい広い。ちょっと調べたら、東京モーターショウの8倍!くらいの展示規模のようです。半日 x 2回会場に行きましたが、全体の半分くらいしか見れないという・・・。


大手のインテリアメーカーや照明メーカーのブースはかなりお金をかけた豪華なもの。日本では見られないメーカーや商品も数多く(ほとんど?)、奇抜なデザインや見たこともない商品ばかりでずっとうろうろしていても全然飽きません。「こんなん誰が買うねん」「イタリア人どんだけ家具好きやねん」とつぶやきつつ、テンションは上がりっぱなしです。フィリップ・スタルクのデザインは多かったなー。日本人では深澤直人、nendo、吉岡徳仁など。


デザインをこんなに浴びたような感覚は初めてで、こんな世界があったんだ、こんな自由でいいんだ、と新しい世界に足を踏み入れたような感じがします。なんでもっと早くもっと若いときに来なかったんだ、というのが悔やまれるくらい。デザイナーとかデザインに関わる仕事をしている人たちは絶対行くべき、だと思いました。もっと自由な発想で、デザインとビジネスを考えていくヒントというかカケラが頭に少し残ったので、それを育てて実現していきたいです。