カンヌ旅行記(2)

—– 6/15(土)
晴れ。午前中はやや雲が多い。
起床してタクシーで会場へ。少し時間があったので朝食を調達しにぶらぶら歩く。PAULのフランスパンのサンドイッチ。バターがうまい!
10時にIDカードをゲット。今日はinnovation lionのプレゼン当日。開始まで時間があったのですぐ近くのカフェへ。食事しないなら隅っこに行け、という扱いを受ける。時間をつぶしながら、会場でもらったノベルティやチラシに、こんないらねー、とみんなで悪態をつく。後になって、これに命を助けられるとも知らずに・・・。

12時から各社のプレゼンが始まった。それらひとつひとつに、わ、すごーいとかたいしたことねーとか、一喜一憂し、自信を喪失したり取り戻したりを短時間に繰り返す。チームのみんなも緊張気味。お昼ごろの休憩時間に機材をセットアップ。若干の機材トラブルがあり、あわてて対策を検討。その間にも着々とプレゼンの時間が迫る・・・
16:00プレゼン開始。壇上のふたりはやはりテンションが普通ではないようだ。機材が装着できないとか、音声の設定を失敗したりとか、スライドがうまく切り替わらないとか、小さなトラブルはあったものの、大きな問題はなくプレゼン終了。しかしそもそも内容的に、体験してみないとわからないものの説明なので、伝わったかどうか不安になる。質疑応答の質問があまり出なかったので、審査員が理解できてないんじゃ?でも、悪い反応でもなさそうだ。
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とにかく終わってみんなほっとする。じゃ、メシ!打ち上げ!ということで近くのレジデンスに部屋をとっている方のところへGO!大量の買い出しをして、エレベータに乗り込み、素敵な部屋へ・・・ と思ったが、エレベーターの扉が開かない。どうしても開かない。よく注書きを読むと、定員7人のところに8人乗っている、しかも大量の荷物。重量オーバー?とにかく緊急連絡ボタンを押すと、どうにか外部と連絡がとれるが、救出まで15分はかかるという。(結果的に1時間弱くらいかかった)せまいエレベータ内でどんどん蒸し暑さが増し、酸欠の恐怖や熱との戦いになり、立っていられないものも出てくる。そんなとき、ノベルティでもらったうちわが!あおげ!ああ涼しい!しかもチョコレートまで入ってるぞ!まさに非常食!(まあ買い出ししたから食べものは沢山あるのだが)ありがとうノベルティ、さっき悪口言ってごめんね!とまあそうこうするうちに救出隊が到着し、無事生還。結局行き先フロアには到着していたのだが、あとほんの数十センチが持ち上がらず、扉が開かなくなったようだ。日本だと乗るときに重量オーバーだとぶーーーーーと鳴るので、鳴らないから大丈夫、という感覚が身についてしまっているが、そんな機能があるエレベーターは日本だけですよ。みなさんご注意を。

それにしてもそのレジデンスはよかったなー。眺めが最高。そしてご馳走していただいた手料理が最高。サラダ、マッシュルームのオリーブオイル煮(?)、アラビアータ、ステーキ。サッカーはブラジルに3-0で負けたけど。
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