カンヌ旅行記(1)

カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(カンヌ国際広告祭)、広告業界の最大のイベントです。今回、我々が参加した案件がshortlist(最終選考)に残ったということで、しかも現地でプレゼンを実施する、ということで、初のカンヌ参戦。innovation lionという新しくできた部門なのでわからないことも多々ありますが、こんな機会はそうそうないぞ、ということで、行ってきます!

—– 6/13(木)
午前中荷造り、スーツケース抱えて出社、夕方品川から成田エクスプレスに乗り、21:55、成田空港の最終便であるエールフランス パリ行きに乗る。最終便なので空港はガラガラ、待たなくていいからラッキー。でもお店は閉まってるからギリギリマクドナルドが間に合って、ふー。
前日の夜は、明日に備えて早く寝る・・・のではなくあえて寝不足気味にして、機内でよく寝る作戦が奏功し、離陸 → 機内食(夕食) → 早々に寝る → 機内食(朝食)。もうかなりパリに近づいたところで、一本くらい映画を見ようと、「Story of PI」を見始める。ラストのエンディング直前に着陸という、不完全燃焼状態でパリ(シャルル・ド・ゴール空港)に着。結果的に13時間くらいのフライトがあっという間に感じた。乗り換えに3時間くらい間があって時間を持て余していたが、偶然連れ(同室に宿泊予定)と会えたこともあり、意外と退屈せずに過ごせた。夜が開け、搭乗。そこから2時間弱くらいでニース着。パリの明け方は寒かったけど、ニースの午前中はすでに暑い。
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—– 6/14(金)
晴れ。
ニース(コート・ダジュール)からバスでカンヌに向かう。コート・ダジュールというと、学芸大前のカラオケ屋しか思い浮かばないが、へー、ここが本場(?)か。カンヌ駅前は、そこそこ有名な観光地、でも適度なさびれた感もあって、熱海みたい、というのも納得。そして今回のフェスティバル60周年のポスターが、だいぶイケてない。これはわざと?だよね?
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近くのホテルに荷物をあずけて、近くのカフェで普通のサンドイッチを食べ、近くの別のカフェでそれほどおいしくないカプチーノを飲み、それから会場へ行きリハーサルへ臨む。リハーサルいうより機材チェック。私は会場は生では見てないけど、へー、やっぱりなかなか立派そう。今回の弊社チーム(村田・正木)は機材関係をちょっとお手伝い、程度なので気楽だが、プレゼン登壇者はそうはいくまい。というか、今回この部門(innovation lion)だけ(なぜか)プレゼンがあるんだな。しかしこれは貴重な経験だ。
リハーサル後、豪勢なランチ。ワインをのみつつ、魚介系スープやレバーやダックの肉などを食べ過ぎる。赤い服のウエイトレスのコかわいい。性格もおとなしそうでよさそう、と希望的観測。それから荷物を取りに行ってからタクシーでホテルへ。運ちゃんは絵に描いたような陽気なイタリア人。海沿いの道を走るが、ギャルを発見するたびに、ヒュ〜とか言って運転をサボる。こいつの人生は楽しいに違いない。
ホテルにチェックイン。ホテルというより、レジデンス?という感じで部屋は広いしベランダあるし良い感じなのだが、ホテルのような行き届いたサービスがないので、タオルやドライヤーなど・・・が無いとかいろいろにその後苦労する。が、弊社チーム + 他社チームの男四人共同生活なので広い(2寝室+ LD + ベランダ)なのは幸い。

夜はいつまでたっても明るい。そろそろ夕方の日差しかなーと思ったらもう夜21時だった。ホテルからみんなで歩いて会場付近まで歩いたりして、なんだかんだで22時過ぎくらいに夕食。今日は食べ過ぎでもあり疲れもあり、ワインも飲まず軽くで済ます。ムール貝なかなか。白身魚なかなか。
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タクシーでホテル着。年功序列で一番いいベッドを確保。