東北関東大震災(1)

今現在、地震が起きてから一日半くらい。その間はずっとニュースとtwitterを見ていて、まだいろんなことが起きているのですが、事態は収束するどころかどんどん大きくなってきている気がして。考えていることを記録しておこうと思います。

地震が起きた直後は自分は楽観的過ぎたかもしれない。海外からの「日本の国民の対応はすばらしい!」などという記事や#prayforjapanや助けあうみなさんの姿に心を打たれ、これでここのところ不景気だった日本がむしろ元気になるんじゃないか、気持ちがひとつになってがんばれるんじゃないか、と。

しかし今はどんどん自分の中に不安が広がっています。
ひとつは長期化の問題。東北地方の復興、原子力発電所の復旧、など時間がかかりそうなものが多い。今夜はみんな節電をヤシマ作戦だとかいって盛り上がっているが、電力不足は今日一日で終わるものではない。むしろ月曜日からが大変なのだ。みんな仕事もあるし、各地で停電が起きるかもしれない。それがどの程度続くのだろうか。

東京に食糧問題は発生しないだろうか。スーパー、コンビニなどに食料は十分揃うのだろうか。

TVはいつから元通りの番組を放送するのだろうか。
番組が再開しても、世の中は「自粛ムード」になり、バカバカしいことやシニカルな内容はやりづらくなるのではないか。やはり、がんばろう、とかヒューマニズムに訴えるものが増えるのだろうか。
自分も広告関連の仕事を多く手がけている関係上、考えざるを得ない。今後の仕事は企画内容の見直しが必要になる。

自分個人として、会社として何かしたい、と思う人は多いと思う。ただ、その意志を統一させるのは難しい。寄付をするべきか?何か行動するべきか?何を優先させるべきか?家族?仕事?自分?他人?・・・
今まで見えなかった意見や考え方の相違が浮かび上がってくるかもしれない。