事務所移転完了

広さが2倍近くなった。

前の事務所では自分の席は会社の一番奥で、左隣には社員の机、右側はサーバ置き場、後ろはキッチン(喫煙所)という環境だった。今あらためて考えてもこれはひどい。とても社長の場所とは思えない。移転がきまってから机の配置をどうしようか考えながら、現状のあまりのひどさにあらためて気づいたのであった。

というわけで今回は、まずは全員が見渡せるど真ん中。社員の入退室の際に必ず私の前を通る。全員の行動、会話が手に取るように(というと大げさだが以前に比べるとそれくらい違う)わかる。左右には最も連携をとらなければならない社員を配置。机の大きさも広くなり、ちょっとした打合せができるくらい。サーバは遠くでウイーンとうなっている。サーバ近くの社員が「サーバの音ってうるせえなあ」と文句を言っている。俺は3年半以上その真横にいたのだ、文句言うな。

Cc:で来た山のようなメールを読むよりも、そこで話している内容を小耳に挟んだほうが、プロジェクトの状況がよくわかる。今まで席が遠いので面倒だった相談がすぐ声をかけられる、その場ですぐ打合せ、決定ができる。これは経営上とても大きなことだ。席の配置や設備が会社の雰囲気、生産性、などなどとても大きな影響を与えるのをあらためて今回実感した。内装はデザイナにまかせておしゃれにつくるものではなく、経営上の重要な決定事項だ。

問題は、みんながよく見える、というのはみんなからもよく見える、ということ。私は鼻や耳をほじるのが大好きなのだが、それがとてもやりずらい。どうしよう。