会社はこれからどうなるのか
> 会社はこれからどうなるのか / 岩井 克人
これはいい。資本主義の本来の意味とか、会社というものの存在について、今までなんとなく疑問だったものがすっきりと説明されていて、読んでいて痛快。平易だが内容を正確に伝える文体も好感が持てる。
タイトルは「これからどうなるのか」だが、実際はこれからどうなるかは書いてない。それは読んだみんなが考えることであり、必要ないだろう。とにかく今、仕事と会社、資本主義とお金について一から考え直すべきであり、そのための実に最適な本、ということだ。
資本主義とお金に関しては、以下の本を強力に薦めたい。
> エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」