未来は懐かしい

若林恵さんがWIREDの中で書かれていた一節がずっと気になっていて。
「誰だったか、未来はきっと懐かしいものになる、と言っていたのを思い出す。」

「未来は懐かしいもの」って誰の言葉なんだろう。未来って言葉には、なんか昔の人が考えた未来、透明なパイプの中を車が走ってる、みたいなイメージがあるけど、たぶんそういうSF的な未来は来ない。
本当の未来って、ぱっと見はすごく、心地よくて、懐かしくて、すっきりとした空間。ちょっと上質な過去、みたいなイメージが一番近いんじゃないだろうか。うん、いいね、上質な過去。誰もが一番喜ぶ。

とにもかくにも、若林さんの「さよなら未来」は読んでおいたほうがいい。
とくにこのINTRODUCTIONの文章は読んでおいたほうがいい。

未来のために。

※うちの熱帯魚水槽の写真はあまり関係ありません。