会社とは何か?についての自分なりの解答

15年以上会社経営をなんとかやっていますが、わからないことばかりです。
最近ずっと会社の役割とは何か?と考えていたのですが、ちょっと結論的なものが見えました。たぶん。
会社の役割というのは、

  ・R&D(研究開発)
  ・人材教育

極論するとこの2つです。

そもそも会社とは「投資」です。
これから何か(商品を作ったりして売る)をするために、株式を発行してお金を集めること。つまり、まだ無いものに投資をすること。商品やサービスの未来のために投資することと、人材の未来に投資することが本質なのではないかと。

一方で、フリーランスとは、現在の個人の能力を切り売りすること。
今できないけど、将来できるようになるかも、というフリーランスにお金を払う人はいません。今必要なものを提供してくれればそれでいいので、その個人が将来どうなるかは誰にも関係ありません。現在の価値を売っているだけなのです。

例えば、優秀なクリエイターが集まってすばらしいものをつくっているだけ、では、会社としては成立していないのです。結果的に組織として存続し、利益をあげて、社会に貢献していくには、投資をしていかなければいけないのです。

そのために必要な資金と、
研究開発のシステムと、
人材育成のシステムが整って、
初めて会社と言えるのだと。

昨年から取り組んでいるいろいろなことで、ようやく、SONICJAMは会社になろうとしているのです。

こうやって書いてみると、当たり前かなあ。
すごい発見だと思ったんだけどなあ。