Maker Faire Tokyo 2015



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以前Makersと言われていた何年か前から、毎年来場者として個人的に参加はしていたのですが、今回SONICJAM R&Dチームとして初出展!してきました。

そもそも、私、工学部電気電子工学科卒業でして、要するに昔から機械とか回路とか好きなんです。さらに時代の流れもあり今後の事業として、ネット技術 + ハードウェア + サービスの開発といったことが重要だと思っていますし、今回の出展もその一環でもあります。

細かいレポートはさておき(写真あまり撮ってないし、そもそもあまりじっくり見れてない)、まあ、どこかに誰かが書いてると思うので、私のざっくりした印象だけ書くと、

<ロボットムーブメント>
やっぱりロボットの展示が多かったです。あとIoT的なやつ。前回は3DプリンタとVRが熱かったような。でもむしろ、あまりブームに流されず、コツコツとこれ続けてます、というのもMakersっぽくていいなと思うんですが。

<アウトプットの向上>
ロボットが多かったということもあり、誰でも楽しめるものが多く、昔のMakersにあったマニア向けの雰囲気がちょっと変わってきたかなと。ぷらぷら見て周るだけでも誰でも楽しめるんじゃないかな。展示するほうも、楽しませよう、ということを考えるようになってきてる。

<子供が多い>
そんなこんなで家族連れの来場者も増え、また企業主催の子供向けワークショップも多くなったようです。自分が小学生の頃来てたら興奮しただろうなー。

さて、SONICJAMの展示内容は、あらためてSONICJAM BLOGで紹介したいと思います(ので少々お待ちを)。ちょっとマニアック?というか趣味的な?感じがするかな、最初は思っていたのですが、多くの方に楽しんでいただきました。中には、製品化したいです、というお声をいただいたり!またいろんな知り合いで参加されている方々から、一緒に何かやりましょう!と言っていただいたり。やっぱりどんどんつくってどんどん人に見せる、といのうが大事なのだな、と当たり前なことをあらためて実感。

個人としては、とても楽しかったです。何故かというと、このイベントはお金の匂いがしないというか、純粋な知的興味がすべてのスタートになっている気がするので。
新しいテクノロジーが出てくると、それをビジネス的になんとかしようとする人たちがわっと群がる、そういうことが当たり前のように行われています。が、そうではない、好奇心だけで突き進んでいくアホみたいな人たち、我々もそんな「Makers」の一人でありたいと思います。そんな清々しい気分。また来年!