東南アジア出張日記(4)

—– 12/13(木)
昨日の手続きの続きがあるので8:30に銀行へ。実際この出張毎日忙しいですよ。また今日も朝はさわやかな青空だ。手続きは無事完了。とりあえずこれで今回の出張の任務は完了。

ランチは有名な店のジンジャーチキン。さすがに有名ぽい味がした。

そこでみんなと別れる。私は飛行機まで時間があったので、とりあえずマリーナ・ベイ・サンズに行ってみる。CASINOの入り口付近まで行ってみた。ていうかこの時間もやってるのかな。ていうかこの格好じゃ入れないだろうな。ていうか時間も無いしギャンブル苦手だからやらないけど。

本当はユニバーサル・スタジオ・シンガポールに行ってみたかったのだが、またしても雨が激しく降ったり止んだりを繰り返しているので断念。時間が余ったのでチャイナタウンに行ってマッサージを探す。怪しげな安っぽい店を発見し、おばちゃんに一丁揉んでもらうことに。そしたらこのおばちゃんが只者ではなく、その力加減の絶妙さと丁寧な仕事っぷりに感動しっぱなしだった。先日行った目黒の某店のどヘタなおばちゃんに爪の垢をダシにしたチキンライスを食べさせたい。

空港で夕メシ。なぜかステーキ。これがシンガポール最後の食事か。飛行機が落ちたら人生最後の食事になるんだな。といつも思う。が、やはり飛行機は落ちなかった。

機内で「現実を視よ/柳井正」の続きを読む。ハングリーであることについて。ハングリーではない人をハングリーにさせることはできるのだろうか?その後、映画「おおかみこどもの雨と雪」を見て、泣いてこの出張は終わった。

そういえばマーライオン見てないな・・・。空港の売店で見たコレでよしとしよう。
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日本は恵まれているんだなあ、とあらためてつくづく思う。マーケットもあり、技術もあり、お金もあり。東南アジアの国々を見ていると、全部揃っているところは無い。何かはあるけど何かは無い。マーケットはあるけど技術が無い、お金はあるけどマーケットは無い、などなど・・・。みんなそれをわかっているから、自分の国のアイデンティティーを追求することが、生きていくために必要になる。日本はそういうことに慣れておらず、まだやり方がわからない。でもこれからはそうしないと生きていけないのだから、一つ一つ考えて身につけていかなければならないのだろう。

やっぱり、もっと沢山の国を見て回らなきゃ、と強く思った次第。おわり。