Google Developer Day 2008

行ってきました。2007のときはGoogle gearsのデモが世界初!だったそうですがそういうのが今回なかったので、全体的にWebにのってる情報じゃん?的な感じで。まあまとめて説明聞けて楽だった、という感じですが。しかしあらためて全体としてみるとやっぱりGoogleの勢いというかやっぱり開発の数とスピードはすごいぞと。APIもどんどん増えていてとても見きれんぞ。

Google App Engine:
Googleのサーバ上で自分のアプリを動かせるサービス。500MB storage、5million PV/monthとかまで無料。
こういうサービスは企業は使わないと思うんですが個人向けとしても開発言語がpythonだけなんで日本では普及しないでしょうw
> TweetWheel
> laterloop

Opensocial:
各SNSが対応すれば、同じAPIでデータにアクセスできるようになる。SNS内にアプリを作ったり、外部アプリにしたり。Apache Shindigというのもありますよ。
日本だとmixiがいつ対応を始めるか、ですかねえ。
それよりもずっと前にIDをとっただけでほったらかしのfacebookで遊んでみたいんですが・・・

Gears:
ブラウザのプラグインとしてインストールすると、JavaScriptのAPIでローカルのサーバにアクセスできる。キャッシュしてオフラインでアクセスしたり、ローカルファイルやDBにアクセスとか。Greasemonkeyと組み合わせるとおもろいぞ。
今後の流れのひとつ、アプリケーションのクライアント指向は注目しています。でも私のノートパソコンのようなスペックだとやたら重くなってしまうので困りますw
マシンスペックよりも回線の方がよくなってしまったら、意味なくなってしまう可能性も・・・?
> remember the Milk

Google AJAX API:
便利なAPI沢山あるよ、と。
なんか早口な英語で説明を読み上げたような感じであまり印象にない。

Google Web Toolkit:
Javaでコードを書いてコンパイルしてJavaScript (Ajax) ソースができあがる!
あんまり知らなかったので興味津々。あんまり気軽に使うもんじゃない気がするがw 壮大なAjaxアプリを開発するならいいかもしれん。そんなことは(多分)しないが。

しかしなんでもかんでもAPIとか便利なツールで実装できてしまうと、技術力の差が関係なくなるというか、むしろ技術者の存在って何?と考えると、やっぱりこれからは創造力の勝負、と。
あと、英語のセッションは同時通訳イヤホン(?)があったんですが、がんばって全部英語で聞きましたよ。あとあまり関係ないけどTextMateというエディタ(Mac版)がものすごく便利そうだった。