W杯、今は昔
W杯をテレビで真剣に見たのは1986年からかな。(1982年はジーコをはじめ、ブラジルの黄金の中盤が活躍した年だが残念ながらあまり記憶がない。)1986年といえば、マラドーナが大活躍した年で、リネカーが得点王。マラドーナの5人抜きはいまだ記憶に鮮明に残っている。ジーコはケガで調子が悪かった。
そのころW杯と言えば、「世界最高峰のサッカーを見られる4年に1度の機会」だと思っていた。日本が出場することなんてありえないと思っていたし、どの国のプレーを見ても、日本のサッカーとのあまりのレベルの違いに驚嘆したものだった。まだ海外のリーグの放送を見る機会もなかったし、Jリーグもまだなかったのだ。ちょっとしたパスまわしだけでもその速さと正確さに感動したものだ。
日本がW杯に出場したり、W杯で優勝するような強豪国(ブラジル、イングランド、ドイツなど)と引き分けたりするのがあたりまえとなった今日では、見る側の目も相当肥えてきたんだろう。最近の若い奴ら(笑)は「今回のドイツはたいしたことないなー」とか言って見てるんだろうな。時代は変わったなあ。