ユンディ・リのコンサート
ユンディ・リのコンサートに行く。サントリーホールに鳴り響くスタインウェイの音のあまりの美しさにとろけそうになる。曲目はモーツァルト、シューマン、リスト、ショパン。ピアノが息を吹き込まれ、聞いたこともないような音色を轟かせると、まるでピアノが化け物にでもなったような。それをあやつるユンディ・リはさながら鉄人28号を操る正太郎少年のごとく。
超絶技巧なんだと思うけど(ピアノの技術のことはよくわからんが)、それ以上のものを感じるのは中国大陸のスケールの大きさか、というのは無理やりのこじつけだけれども。音だけで空気を色を世界を変えてしまうなんてやはり音楽の力ってすごいとうれしさのあまり新しいギターを買う決心をした(?)。
元々顔がキムタク似だったんだけど最近太ってきて大鶴義丹に似てきた、という妻の弁に爆笑。以上蛇足。