企画の教科書

> 企画の教科書 おちまさとプロデュース

世の中には2種類の人間がいると思っていた。創造的な人間と、そうでない人間。どちらが優れているということではなく、決められたことをこつこつこなす能力ももちろん重要だ。でも最近はやっぱり全員両方の要素を持っており、その割合でタイプが別れているように思うになってきた。どんな立場でも創造的になれるのだ。(余談だが、創造的(と思われている)職業(デザイナー、ミュージシャンなど)を名乗る人たちの中には、自分は一般peopleとは違うぜ、という意識が強い人がいるが、そういう人に限って全然創造性が乏しかったりする。)

この本の「おわりに」に、「企画だけではなく、人生のさまざまな局面にも対応している」とあるが、それは決して大げさではなく、それくらいこの本の中身は奥が深い。別に放送作家や広告代理店向けに書かれただけの本ではない。一見軽そうに見えてバカにできん。みんな、創造的に生きよう。